家の古いファイルサーバを久しぶりに付けたら、特定端末からアクセスできなかったのでトラブルシュートした。
目次
事象
・windows home server ※確かwindows server 2003ベース に特定のwindowsクライアントからアクセスできない
・ファイルサーバに接続できないとwindowsのポップアップ画面が表示。
・以前はアクセスできていた。端末はwindows10。他のwindows10端末からアクセスできる
やったこと
①NWのチェック
・ファイルサーバへping ⇒透過
・ルータから振られているIPの設定 ⇒問題なし
・IP直打ちでのアクセス ⇒アクセスできない
②エラーコード「0x80070035」チェック
エラーメッセージを見ると「0x80070035」がでてた。
これはネットワークのプロファイル/資格情報の不一致でよく出るエラーコード。
で、資格情報を設定し直し。
プロファイルも設定し直し。
再起動後再度アクセス。
②エラーコード「0x80004005」
SMBのバージョン違いで出るエラー。
whsは相当古いので、sambaのバージョンが古いかも。
で、windowsの機能追加からsmb1.0を有効化し、
再起動後再度アクセス。
④再びエラーコード「0x80070035」
振り出しに戻ってしまった。
で、根本的なOSの認証設定に誤りが無いか気になり始める。
レジストリで解決!
ぐぐったところ、whsは非ssl接続だったようで、webclientの認証が通っていないことが原因と判明。
で、レジストリの値をチェックすることにした。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\WebClient\Parameters
の値が1になっていた。
で、2に変更する。
※ちなみに値の違いは以下
0 – 基本認証は無効
1 – 基本認証は SSL 接続でのみ有効
2 – 基本認証は SSL 接続および非 SSL 接続で有効
無事ファイルサーバにアクセスできた。
感想と今後
レジストリを変更したものの、セキュリティ的によくないんじゃね?と思う。
httpsが常識化してるし、httpでレンタルサーバのwebdavとか使うのは気が引ける。
一番の原因はファイルサーバが古すぎることだから、そろそろ組みなおしを考えようかな、。
参考サイト
HTTP の場合に Sharepoint、WebDAV、またはサイトから Office アプリケーションを開くと空白で表示される
ネットワークプロファイルの見直し
Windows10でNASにアクセス出来ない!エラーコード0x80004005 | えごいち